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2019年05月06日

子どもの好き嫌いをなくすには?

NEWS 子育ての参考書


うちの子、食べ物の好き嫌いが多くて困る~( ;∀;)





そんなママさんはいませんか?





子どもに好き嫌いが多いと、子どもの成長に影響が出るのではないかと心配になりますよね。子どもの健康管理をおこなうママさんにとって、こどもの好き嫌いは悩みの一つだと思います。





でも、安心してください。あなたのお子さんだけではないですよ!





往々にして子どもは好き嫌いが多いものです。そもそも子どもにはなぜ好き嫌いが多いのでしょうか?





舌の表面には「味蕾(みらい)」と呼ばれるブツブツした器官があります。鏡で自分の舌を見ると、赤いブツブツが見えますね。この味蕾が味をキャッチすると味覚神経を介して脳に信号が送られ味を感知します。





味蕾はお母さんのお腹の中にいる時点でほぼ完成され、生後3か月の赤ちゃんで約1万個あると言われています。ですが、ちょうど離乳食が始まる生後5か月くらいになると味蕾の細胞の数はそのままで、味覚だけが鈍感になっていきます。この鈍感になっていくことで、赤ちゃんは今まで飲んでいた母乳やミルクとは違う味を受け入れられるようになるのです。





そして「3歳までの食経験がその人の一生の味覚を左右する」と言われています。





味蕾は成長するにつれ、様々な刺激(濃い味、刺激物、喫煙)によって摩耗し減っていき、成人で約7500個と言われています。子どもが食べ物の好き嫌いをするのは子どもが大人より味蕾が多く、はるかに味覚に敏感だということが分かりますね。





では、どうやって様々な食材を食べさせたらいいのでしょうか?





<食べ物の好き嫌いを改善する方法>





・栄養を考えるなら混ぜ込んで調理する





食材を細かく刻んで、ハンバーグ、お好み焼き、オムレツ、炊き込みご飯、ホットケーキ、クッキーなどに混ぜ込んだり、スープにして食材の味を消して食べさせるといいですね。





・食感をよくする





カボチャやニンジン、ゴボウなどはフライにして食感で食べさせるのも一つです。





・大人が美味しそうに食べて見せる





家族団らんの楽しい雰囲気で、親や年長の兄弟が美味しそうに食べているのを見ると「食べてみようかな?」という気になるかも知れません。





・一緒に調理する





楽しく調理のお手伝いをさせることで、食材への愛着ができ、食べてみようという気持ちになります。





・食材に触れる機会をつくる





家庭菜園で野菜を育てたり、魚屋さんやスーパーに行って一緒に食材を選んだり、食材への興味を促すと食べる場合もあります。





・絵本を読む





食材が主人公の絵本を読み聞かせて、食材に興味を持たせる方法もあります。





また、できるだけ味蕾の摩耗を防ぐためにも、幼い頃から刺激の強いジャンクフードや濃い味の食べ物は控えて、食材の味を活かした薄味で調理したものを食べさせると良いですね。





お母さんの「おふくろの味」で、たくさんの食材の味を経験させ、豊かな食生活を送っているお子さんは心も豊かになります。





お母さんの腕の見せ所ですね(*^_^*)





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