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2019年05月16日

話を聞ける子になって欲しい!

NEWS 子育ての参考書


ウチの子は全然話を聞いてくれない!





そんな悩みを持つお母さんはいませんか?


人の話を聞くことは、人とコミュニケーションを取るためには必要不可欠な人間力の一つです。
親としては子どもに身につけさせたいですよね。


小学校受験の対策を取る上でも、ほとんどが「話を聞く力」にかかわってきます。


なぜかというと・・・


幼児を対象とする小学校受験の問題は大抵の場合、文字が使われていません。
ほとんどの問題が先生の話をしっかり聞いていないとできない問題なのです。


例えば、国立小学校などで出題される「お話の記憶」
これは、お話を聞いた後にそのお話に関連する問題が口頭で出題され、
解答用紙の正解に○をつける、正解の数だけ○を書く、といった解答形式です。


このような入試問題の場合、子どもは話を聞いて、イメージの中で問題に取り組むことになるので、
問題を「聞く力」「理解する力」がなければ答えが書けません。


では、この「聞く力」を育てるためにはどうすればいいのでしょうか?


五感(視・聴・嗅・味・触)の中でも聴にあたる「聞く」ことは、
本当に集中していないとできない感性です。
受験の時に先生の話を一度で聞き、一連の指示に従えるようになるには、
他のものに気を取られることなく話を聞く「集中力」が必要です。



この集中力を高めるのに効果的な方法に「読み聞かせ」があります。


【集中力を効果的に高める読み聞かせの方法】
1.あえて絵本を使用しない
2.区切りの良いところで、読むのを一旦中断して今まで読んだところから簡単な質問をする。
難しい質問をする必要はありません。
「今までのお話の中で、教えて欲しいことがあるんだけど聞いてもいいかな?」と、
少しゲーム感覚で聞いてみます。
子どもが答えられなかったらすぐに教えてあげます。
3.慣れてきたら、お話の主人公の気持ちを聞いてみるのもコミュニケーション力をつけるのに効果的です。


このように読み聞かせをすることで「内容に注意しながら集中して聞く力」や、
「質問に対して、話の内容を正確に思い出して答える力」をつける練習になります。


小学校受験をするしないにかかわらず、この読み聞かせの習慣は子どもの言語能力の発達だけでなく、言葉のキャッチボールをすることで、相手の気持ちを理解する心や、自分の考えを相手に伝えるコミュニケーション力も身についていきます。


そして何より、
親子でコミュニケーションをとるいい機会になるので、親子関係が密になり絆が深まります。


私は子どもが小さい頃、本の読み聞かせ以外に子どもが主人公のお話をつくって
寝る前によく聞かせていました。
例えば、「○○ちゃんの大冒険」とか
好き嫌いをしている時には、「ニンジンちゃんが○○ちゃんのお家に遊びに来たお話」
なんてお話を考えて話してみたり・・・

「○○ちゃんのお話して~」と言って、毎晩楽しみにしていました。
子どもは既に自立していますが、今でもその頃のことを覚えているようです。


今思っても、読み聞かせの時間は子どもの成長過程において貴重な時間だったと思います。





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