MOTHER CRAM

人は天職を見つけて仕事ができるほど、素晴らしいことはありません。

自分の向いている仕事に就くことができたら、豊かで楽しい人生を送ることができます。


親にとって、子どもが自分の生きる糧を見つけて幸せな家庭を築いた姿を見ることで
「親としての役目を果たした」と感じるのではないでしょうか。
そして、子どもの生きる糧が子どもの天職であれば、親としてはこの上ない喜びですね。


子どもに天職を見つけさせることは、親が子どもにできる貴重な教育の一つです。
ただ、天職を見つけることは決して容易なことではありません。
天職を見つけるためには広い視野がないと、なかなか見つけられないからです。
ですから、子どもが就職を考える時期までに、親としては子どもの視野を広げてあげる必要があります。

私がマナー講師として学生さんの就職活動を支援している中で、やはり視野が広く、自分の強みや弱み、価値観などをしっかり理解できている人は就職選択に苦労することなく、天職に就きやすいと感じます。
これに対し、受験勉強にばかりに重点を置いて成長してきた学生さんは視野が狭く、自分を理解しておらず、自分の適性を無視した職に就いてしまい、職場を転々としてしまいます。


これは、非常にもったいない事ですね。


そう考えるとやはり幼少期から幅広い経験を積ませて視野を広げる教育を子どもにしてあげることは
子どもが一生を通じて打ち込める天職を探す上で重要なベース作りになります。


子どもの視野を広げる教育の中で大きなポイントとなるのが、読書好きの子に育てるということです。読書の習慣をつけると視野が広くなるばかりでなく、好奇心が強まり、読解力や集中力まで養われます。
さらに自然と学習習慣が身につくので、自ら勉強に打ち込む子どもに成長します。

読書は家に居ながらにして、時代や空間を超えて様々な人物に出会える楽しさがありますね。
それが子どもの知見を広め、幅広い世界観と教養を持った子どもへと成長させるのです。